春企画展「シルク博物館新収蔵品展」

 令和2(2020)年から5年間にわたって購入ならびに寄贈によって所蔵した資料約100点を一堂に展示公開します。購入資料は、”横浜とシルク”ならびに当館の建つ山下町1番地(開港当時は居留地1番地)に縁のある資料を中心に収集し、錦絵や絵葉書、養蚕書等、生糸貿易港として栄えた横浜の歴史を伝える一助となりました。寄贈資料は佐賀錦、刺繍、友禅染、型絵染の作家作品など、次世代に残すべき絹染織工芸品の寄贈を受けました。本展は当館に新たに迎えた収蔵資料をご覧いただき、シルク博物館に親しんでいただく機会となれば幸いです。

着物「鳥文」木版染 小山保家

おもな展示内容
・染織作家コレクション 古賀フミ(人間国宝)、永山登志子、小山保家、小山哲男
・「用の美」のキモノ 北村武資(人間国宝)、二代 由水十久
・染色工芸品としてのキモノ 伊砂利彦、伊砂新雄、小川千代
・生活の中のシルク 昭和から平成のきもの/銘仙、花嫁衣装、昭和のシルクリボン
・生糸貿易港横浜とシルク 「再改横浜風景」貞秀、提灯「横浜開港百年祭」

関連行事
レトロなキモノ試着体験
5月4日(日・祝)、5月5日(月・祝)、6月1日(日) 各日13:00~15:00

【会 期】令和7(2025)年4月26日(土)~6月8日(日) 9:30~17:00(入館は16:30まで)

【休館日】 4/28(月)、5/7(水)、5/12(月)、5/19(月)、5/26(月)、6/2(月)

【入館料】通常料金 一般:500円、シニア・大学生:300円、高校生以下:100円

◆ポスター画像はこちらからダウンロードできます